スタッフが示すべき最低限のマナー
スタッフが示すべき最低限のマナー
日本は高齢化が進んでいるために、介護施設がとてもたくさんあります。介護施設に行くと、利用者であるご年配の方に対して敬意をもって接し一生懸命働いている介護スタッフの姿を見ることが出来ます。しかし、なかには不作法で失礼な態度をとっている介護スタッフがいるのも事実です。どんなに身体が不自由で認知機能が低下しているとしても、長い人生を歩んできた大先輩ですので、マナーを示すことは大切です。では、どのような示すべきでしょうか?
その一つが、敬語を使うことです。砕けた話し方やなれなれしい口調は相手に大変失礼です。必ず、「です、ます」をつけて話すようにしましょう。さらに、相手の話すことに真剣に耳を傾けることも重要です。年配の方、特に認知症やアルツハイマーの方は、何度も同じことを言ったり質問してきます。そんな時にも、ていねいで分かりやすく答えることでマナーを示せます。利用者だけではなくそのご家族や職場のスタッフに対しても礼儀を示すことは大変重要です。
介護スタッフのメンタルは保たれていけるのか
介護士の仕事は、一人の人間の最後までの生活を看る仕事でもあります。経験を重ねていくと、人としての最後の場面に遭遇することも増えてきます。介護スタッフとして働いていくことは、メンタル的にどうなのでしょうか。
人の死にゆく場面を見ていくことは、初めはメンタル的に落ち込むこともあるかもしれません。しかし、利用者の最後の居場所に働き、介護スタッフとして満足のいくケアを提供することが出来れば、それはいずれは満足にいく仕事と変化していくことになるかもしれません。
介護スタッフとして働くことは初めは辛いことが多くあるかもしれません。しかし、研修に参加したりや先輩の助言に耳を傾けていくことで満足のいくケアを提供することで精神的に強くなってきます。また、仕事だけでなくしっかりと充実した私生活を送ることも必要です。しっかりと休みを取りリフレッシュすることで、満足のいくケアが出来て仕事の満足感と充実に繋がってきます。