スタッフ・ヘルパーの研修内容
スタッフ・ヘルパーの研修内容
介護スタッフやヘルパーとして施設で働く中で研修は非常に大切です。
安全に介護を提供するためには必要不可欠なものです。
自らが勉強会の担当となったときには資料などを準備する事が必要ですし、大変ではありますがスキルを磨くうえで避けては通れないものです。
その内容は施設によって異なります。
対象にしている利用者が精神疾患なのか認知症などで家に帰ることは困難な高齢者なのかで変わってきます。
まず対象を理解するための勉強会はほとんどの施設で行われています。
認知症の主症状だけではなく周辺症状の学習は施設で勤めるのであれば必ず必要なものです。
レベルの高い施設であればユマニチュードなどの新しい技法も勉強しているかもしれません。
そして技術の研修会も介護スタッフやヘルパーに向けて行われています。
食事介助やおむつ交換の勉強会は非常に重要です。
自らが行っている介護介入が適切なものかを見つめなおす機会となります。
安全を担保するためにも参加してスキルの向上に努める責務があるといえるでしょう。
介護スタッフとヘルパー職における実習について
介護スタッフとしては必ずいなければならない有資格者と、介護事務のような存在しなくても違反とはならない人とがいます。
このときヘルパー職は、介護職員初任者研修などの資格者が実際のサービス提供に当たります。
一方、介護スタッフの1つである事務職は、介護報酬の請求を行うなどの対応を行いますが、その他にも利用者や家族からの電話連絡を引き継いだりもします。
つまり資格者以外でも出来る仕事を行うわけです。
ヘルパー職としては実際に資格を持っているだけの状態ではなかなか仕事に結びつきませんし、なかなかやりづらい面があります。
そのため実習などをこなして現場の雰囲気を味わってもらうことも多いです。
このとき介護職は実際の提供を行う有資格者とケアマネジャーと連携をとる人に分かれます。
さらにその事務などを司る人である介護事務を行う人に役割分担を行います。
このように各自が連携を図ることが事業所には必要になっているわけです。